社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会

長寿を祝う会をセンターで開催
  〜9月21日(土)、県内各地からろう高齢者43人が参加〜

 今年の「長寿を祝う会」が9 21 日(土)、千葉聴覚障害者センター3 階・多目的ホールで開催されました。活動運営委員会福祉対策部、高齢部等が、だるまの会の協力を得て毎年実施している行事であり、広く県内在住の70 歳以上のろう高齢者を対象にしていることから、日常孤立しがちなろうのお年寄りの方に非常に喜ばれてきた行事です。
 昨年は、全国ろうあ者体育大会が千葉県で開催されたこともあって、これまでとは違った形で実施しましたが、今年度は一昨年度までと同じ形に戻して開催できました。当日は大勢のろう高齢者の方が出席し、活動運営委員、だるまの会等の委員、要員を合わせると
100 人を超える盛況となりました。
 だるまの会会員(手話のできるヘルパー)に声をかけられて参加した難聴の高齢者もおられたようですが、加齢による難聴者はこれからも確実に増えていくことを考えると、高齢者ときちんとコミュニケーションが取れるヘルパーの必要性はますます高まっていくと思います。
 今回は、各市協会への協力要請(地域のろう高齢者への行事のPR、当日の会場までの移動手段等)が十分に伝わらず、結果として、市協会役員の出席が僅かであったこと、参加者が一部地域に偏っていたことなど、担当専門部として多くの反省点がありました。
 「長寿を祝う会」が、周囲から好評を得ている行事であることから、反省点は早急に改善し、より多くの高齢者から「参加して良かった」と言われる、協会の看板行事にしていきたいものです。

 みみしお11月号転載



カードを使った手品は誰もが楽しめました。


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